tyuugakujukenのブログ

いわゆる日本のインター校に通いながら英検1級、中学受験帰国枠合格を目指す!

小学1年生 英語教育の裏事情①

やっと昨日子どもの小学校が始まりました。

子どもはやはり友だちと会えて”楽しかった!”とのこと。

良かったです。


ところで今日は私がなぜ英語教育にこだわるのか、そして今の公立学校の英語教育裏事情をお話ししたいと思います。


英語とピアノは幼少期から始めることが上達の条件であることは皆さんご存知かと思います。中学生から英語を習い始めてネイティブレベルにいくことはないとはいいませんがまれですよね。


どんなにペラペラ話しているかのように見えても話している本人に聞くと、ぜんぜんペラペラじゃないよと答えます。大学で英語を教えている先生だってやはりネイティブとは違うことを強調されます。


しかし、幼いころから英語に浸った人はもれなくネイティブのようになる。しかも小さいころは学ぶという感覚がない。ごく自然に身についていく。


これは幼いころだけにあるリスニングの能力によるものですよね。母語の音が邪魔せずどんな音でも拾うまだ未発達な耳を持っているからこそなしえる技なのです。


それなのに日本の教育界ときたら、まず母語が固まってからの英語だろとか英語ばかりやると国語がおかしくなるだの訳の分からない論理で今日まできてしまいました。


うちの子どもは日本語おかしくありませんし、国語が苦手なこともありません。子どもの通っているインターの友達もしかりです。問題はちゃんと英語以外に国語を学んでいるかということだけ。日本人の親がいて、日本に住んで、テレビや雑誌、歩いていて見るものすべてが日本仕様になっているのに日本語がおかしくなるなんてあり得ません。


国際的には先進国での日本の英語力はほぼ最下位。残念です。


2020年に公立では小学校3年生から英語活動を5年生から教科としての英語が必修となります。


しかし私の考えでは、、、


遅いんです。まだまだ遅い!母語が固まらないうちに英語に触れさせることが重要なのになぜ中途半端に3年生にするのか。1年生から始めればよいのになぜしないのか。きっと国語が先だとかいうがんこな教育界の重鎮たちが言うんでしょう。こんな中途半端なことではうちの子どものような子とそうでない子の2極化が間違いなく広がります。


大学入試の方法が今後変わりスピーキングも入るとか。そうなるともうインターに通っている子どもの独壇場ですよね。


公立で小学校低学年から英語が始まりますが、このことで今までより英語ができる子どもが格段に増えるかと言えば、私はそんなに変わらないと思っています。一つは低学年とはいえ3年生という中途半端な時期から始まること。それ以外にも公立での英語教育には大きな問題があるからです。


長くなりすぎましたのでその話はまた明日。