tyuugakujukenのブログ

いわゆる日本のインター校に通いながら英検1級、中学受験帰国枠合格を目指す!

小学1年生 1/22は英検受験

子どもが来週日曜日に英検準2級を受験します。

過去4回分は合格範囲にいましたが、とても不安です。

だって子どもはまだ小学1年生。

マークミスをしないだろうか、試験中に泣き出さないだろうか、立ち歩いたりしないだろうか、大丈夫だとは思いますが心配なのが親心です。


しかし一生懸命勉強してきたので受けないわけにもいきません。

下の写真は今回の受験のために使った単語帳です。


漢字には全部ふりがなを振りました。


小学校低学年なら多読が良いとは思いますが、やはり単語を手っ取り早く覚えるには単語帳です。難しい単語には簡単な解説も入れてあります。例えば”航海する”という部分には”船で海を渡ること”と書きました。


小学校低学年用の英単語帳があるか散々調べましたがありませんでしたので、このような強硬策にでましたがさすがに疲れました。最近じゃ小学生の英検受験者数がかなり増えてきているようなので、そろそろ小学生向けの単語帳が出版されてもいいんじゃないのかなと思っています。


単語帳ではありませんが、すべての漢字にひらがながふってある問題集はありました。


これは2級用です。次の受験が終わったらその次は2級の勉強を始めなくてはいけないのでさっそく買ってみました。


正直な感想は、うーん、、、という感じです。単に英検ではこのような形式でこのような問題がでますよ的なものです。この本の目的としては英検の問題に慣れましょうという感じです。星1つ。


英検受験までは

・毎日ショートストーリーを読む、もしくはイングリッシュコミック

・単語の復習

・過去問を解く

・寝る前にキッズボンボン(英語)を見る


を実行すます。


英検受験が近づくにつれ、本格的に子どもの英語教育が始まったことを実感します。

これは帰国子女でもない子どもが小学生で英検1級を目指す無謀とも思える取り組みの第1歩ですが、もう後戻りできないのだと自分に言い聞かせて親子でがんばります。


同じような教育を実践されている方がいましたら、ぜひコメントをください!


よろしくお願いします。m(__)m







小学1年生 英語教育の裏事情②

こんにちは


今日は英語教育の裏事情に本格的に踏み込みたいと思います。


私が小学校で英語教育を導入しても大した成果が上がらないと思う理由は前回少し書かせていただきました。結論としては、英語教育は早ければ早いほどいいということに尽きると思います。


さらなる問題点ですが、3・4年生で行われる”外国語活動”。これは週一コマのみ。5・6年で行われる教科としての英語も週二コマのみ。


本気で英語を子どもたちに身につけさせたいのであればあまりに少なすぎる。


私の持論はあくまで耳を育てること。それには小学校1年から毎日英語を聞くような環境でなくてはいけない。


他の教科を疎かにして英語をやれと言っているのではありません。45分授業であれば40分授業にする。もともと5時間授業であれば、5×5で25分の授業時間が確保できます。25分でもやるべきだと思います。15分足して40分にすることも時には必要になるかもしれません。もともとゆとりで減らした授業数ですから15分くらい増やしても問題ないと思います。


また、低学年のうちは英語以外の教科は保護者が教えることができます。しかし、英語は英語に携わる仕事をしているか、よほど得意な保護者でないかぎり面倒を見ることは難しい。だからこそ学校教育で指導してもらいたい教科なのだと私は思います。


しかし、今私が主張してきたことはまず実現不可能でしょう。なぜなら市町村が財政難で教育にかける費用を削減しようとしている、もしくはすでにそうしているからです。


幼い時ほどしっかりした英語を子どもに聞かせなくてはいけないにも関わらず、日本人でネイティブのように話せる教師など公立ではほとんどいない。そこで外国人教師に頼るわけですが、、、実は、


財政難で外国人教師をそんなにたくさん雇えない。

そしてやっと週一回もしくは二回やってくる外国人教師がネイティブではない場合が多いのです。


ネイティブとは英語を母語とする人を今ここでは述べています。現在公立では小学校、中学校、高校に市や県が外国人教師を派遣しています。そこでネイティブが派遣されれば相当ラッキーです。現実は英語が得意な外国人が派遣されています。


よくあるのがシンガポール人、フィリピン人です。つまり国策として英語で教育を受けてきた人たちが選ばれ派遣されておりネイティブではありません。ドイツやフランスなどのヨーロッパ人も多いようです。


なぜこのようなことが起こるか。


それは派遣を民間に任せ、市や県はもっとも安い金額を提示してきた業者に依頼するからです。


今はやりのネットでのオンライン英会話。安いものはまずネイティブではありません。それと同じことが公立の学校で行われているのです。


本当にネイティブレベルなら問題ないでしょう。しかし私の知る限りではほとんどが問題ありです。安く請け負う人たちがほとんどですからレベルもそれなりです。教え方も含めてです。


幼い子どもほど、ネイティブの発音を聞かせる必要がある。なぜなら耳を育てるからです。文法などやらない時期だからこそ正しい表現を聞かせる必要がある。幼い子どもは聞いたことをそのまま真似するのでコピーされる教師がとても重要なのです。


多くの国の英語発音は世界の共通語として英語が使われていると認識したときに教えるべきです。最初からくせのある英語を聞かせるのははっきり言って問題があると思います。。


英語教育が大事だと世間が騒ぎだしたので文部科学省も少し乗り出しましたが、本気で変えようなんて思ってないのではないでしょうか。もしくは、早期英語教育に乗り気でない教育者とうまく帳尻を合わせているのかもしれません。


さてさて、私の主張が正しいかどうか。2020年の10年後2030年には小学校3年から公立で英語教育を受けた子どもの成果が問われます。そのときはっきりするはずです。


その代わりに台頭するのが今流行りの日本人向けのインターなどに通う子どもたちです。そのような子どもたちがTOIECなどで日本人の平均点を引き上げるのです。それは決して公教育で培われた力ではありません。各家庭が英語教育を公教育以外のところに求めた結果なのです。


しかし、文部科学省はTOIECなどの平均が上がればさも公教育の水準が上がったからだと満足するのでしょう。そして広がった教育格差に目を背けるのです。


私が子どもの英語教育にこだわる理由がお分かりになったかと思います。

英語教育を考える機会になってくれれば幸いです。











小学1年生 英語教育の裏事情①

やっと昨日子どもの小学校が始まりました。

子どもはやはり友だちと会えて”楽しかった!”とのこと。

良かったです。


ところで今日は私がなぜ英語教育にこだわるのか、そして今の公立学校の英語教育裏事情をお話ししたいと思います。


英語とピアノは幼少期から始めることが上達の条件であることは皆さんご存知かと思います。中学生から英語を習い始めてネイティブレベルにいくことはないとはいいませんがまれですよね。


どんなにペラペラ話しているかのように見えても話している本人に聞くと、ぜんぜんペラペラじゃないよと答えます。大学で英語を教えている先生だってやはりネイティブとは違うことを強調されます。


しかし、幼いころから英語に浸った人はもれなくネイティブのようになる。しかも小さいころは学ぶという感覚がない。ごく自然に身についていく。


これは幼いころだけにあるリスニングの能力によるものですよね。母語の音が邪魔せずどんな音でも拾うまだ未発達な耳を持っているからこそなしえる技なのです。


それなのに日本の教育界ときたら、まず母語が固まってからの英語だろとか英語ばかりやると国語がおかしくなるだの訳の分からない論理で今日まできてしまいました。


うちの子どもは日本語おかしくありませんし、国語が苦手なこともありません。子どもの通っているインターの友達もしかりです。問題はちゃんと英語以外に国語を学んでいるかということだけ。日本人の親がいて、日本に住んで、テレビや雑誌、歩いていて見るものすべてが日本仕様になっているのに日本語がおかしくなるなんてあり得ません。


国際的には先進国での日本の英語力はほぼ最下位。残念です。


2020年に公立では小学校3年生から英語活動を5年生から教科としての英語が必修となります。


しかし私の考えでは、、、


遅いんです。まだまだ遅い!母語が固まらないうちに英語に触れさせることが重要なのになぜ中途半端に3年生にするのか。1年生から始めればよいのになぜしないのか。きっと国語が先だとかいうがんこな教育界の重鎮たちが言うんでしょう。こんな中途半端なことではうちの子どものような子とそうでない子の2極化が間違いなく広がります。


大学入試の方法が今後変わりスピーキングも入るとか。そうなるともうインターに通っている子どもの独壇場ですよね。


公立で小学校低学年から英語が始まりますが、このことで今までより英語ができる子どもが格段に増えるかと言えば、私はそんなに変わらないと思っています。一つは低学年とはいえ3年生という中途半端な時期から始まること。それ以外にも公立での英語教育には大きな問題があるからです。


長くなりすぎましたのでその話はまた明日。